着付けの習い事をするなら知っておきたい「紋入れ」とは
着付けの習い事をする人は、紋入れについて十分理解しておくことがおすすめです。
なぜなら紋の種類や数、入れ方などでその着物の格式が変わり、どんなシチュエーションで着られるのかが変わってくるからです。
例えば一番格が高い第一礼装に利用できる五つ紋は、左右の胸元と袖、背中の五か所に紋が入れられています。
冠婚葬祭や公的な儀式など、特別な時に着ることが出来ます。
左右の胸元、背中の三か所に入った三つ紋は一つ格が落ち、略礼装に利用されます。
入学式や七五三、披露宴などに着ていけます。
そして背中に一つ入った一つ紋はちょっとした行事ごとに重宝するため、習い事をしている人にぴったりでしょう。
紋入れは入れ方によっても格が変わるため、自分がどんな場面で着付けをしたいか想定してから入れると良いでしょう。
反物でもすでに出来上がった着物にも入れられ、後から入れなおしたり消すことも可能です。
習い事をするなら知っておきたい大切な知識の一つです。
習い事で着付けを学ぶ前に知っておきたい「湯通し」とは
着付けの習い事をするからには知っておきたい知識のひとつに、「湯通し」というものがあります。
これは着物に仕立てる前の段階でおこなわれる作業で、生地をぬるま湯に浸すことで付着している「糊成分」をとりのぞき、風合いを柔らかくし縮みも防ぐことができます。
反物のなかにはすでにこの作業を施したものもあり、特に縮みやすい木綿などはこれを省いて仕立ててしまうと、丈が短くなってしまうことがあります。
なぜ「糊成分」を取り除いたほうが良いかというと、糊の付いたままの生地というのは、もともとの風合いと異なり固い状態です。
そのまま着用すれば座りじわなどがしっかり付いてしまいますし、水で濡れるとしみの原因にもなりやすくなります。
ただし、全ての素材に施せるものではなく、しぼり・色が落ちやすいもの・刺繍があるものなどはおこなうことができません。
習い事教室の中で、湯通しの知識についても教えてくれるところもあるでしょうから、とくに着物を新調したいときなどは、あらかじめ詳しく知っておくと良いでしょう。
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